初めての手芸日記

手芸を始めたい理由が分からなくても大丈夫。夜の静かな時間に針を動かす楽しみ

所要時間:約5分(読むだけ)
難易度:★☆☆(初心者向け)
材料費の目安:なし

手芸を始めたいと思ったきっかけは、実はよく分からない

「どうして手芸を始めたいと思ったの?」と聞かれると、正直うまく答えられません。

子どものころから特別に“手作り”が好きだったわけでもないし、裁縫が得意だったわけでもない。

それでも気づけば、かわいい手作りのものに心が惹かれていました。

理由は分からないけれど、“なんとなく好き”という気持ちが、いつの間にか自分の中に根づいていたように思います。

“やってみたい”の気持ちはずっとあった

手芸って、難しそう・センスがいる・道具が多そう……そんなイメージがあって、少しハードルが高く感じていました。

でも、心のどこかで『作ってみたい』という気持ちは消えずに残っていました。

忙しい日常の中で、手を動かす時間があったら少しは心が落ち着くかも——そう思うようになったのが、最初の小さなきっかけです。

作らなくても、眺めるだけでうれしかった

ディズニーの編みぐるみキットや、組み紐やミサンガの本、クロスステッチの初心者キット。

買ってみたものの、ページをめくったり、パッケージを眺めるだけで満足してしまうことも多くありました。

『いつでも始められる』という安心感が、私にとっての“手芸のある暮らし”の入り口だったのかもしれません。

小さくて身近なものに惹かれる

これまで作ってきたのは、ミニクッションや子どものおにぎり袋に刺繍をしたり、人形の服を縫ったりと、ほんの小さなものばかり。

上手くできないことも多いけれど、自分の手で作ったものが生活の中にあると、少しだけ心があたたかくなります。

最近では、ビーズで作るブローチや、かぎ針編みの小さなモチーフにも惹かれるようになりました。

小さくてかわいいものを、少しずつ作る時間が心地いいのです。

始められなかった3つの理由

  • 時間がない:夜は家事と子どもの寝かしつけで精一杯。自分の時間なんてほとんどなし。
  • 失敗が怖い:不器用だから、きっときれいに作れないと思っていた。
  • 何から始めればいいか分からない:道具も材料も多そうで、スタートラインが見えなかった。

「やりたいけどできない」——そんな状態が、何年も続いていました。

実際に一歩踏み出してみて感じたこと

ある日、ふと立ち寄った100円ショップの手芸コーナーで、かわいいフェルトキットが目に留まりました。

『これくらいなら、できるかもしれない』——その小さな勇気で手に取った瞬間、やっと“始めてみよう”という気持ちが動き出したんです。

不安よりもワクワクが勝った瞬間

家に帰って道具を並べてみると、思っていたよりもずっとシンプル。

「できるかな?」とドキドキしながらも、布に針を通した瞬間、なんだか少し懐かしい感覚がありました。

うまくいかなくても楽しい。

“できた”よりも、“やってみた”こと自体が嬉しかったんです。

のんびりと手を動かす時間が好き

最近は夜、子どもが寝たあとにテレビを見ながら少しずつマフラーを編んでいます。

昼間にできたら理想だけれど、今はこの静かな時間が心地いい。

焦らず、自分のペースで進められるのが手芸のいいところだと思います。

子どもと一緒に作る楽しみ

この前、子どもと一緒にマフラー編みに挑戦しました。

まだ少し難しかったみたいだけど、『またやりたい』と言ってくれたのがうれしかったです。

来年はリベンジ。

もう少し大きくなったら、かわいいビーズのブローチも一緒に作ってみたいなと思っています。

気に入ってくれるかな?と考えながらアレコレ準備するのも楽しみです。

まとめ:理由がなくても、手を動かすことから始めよう

手芸を始めたい理由が分からなくても大丈夫。

“なんとなくかわいい”とか“やってみたい”という気持ちの中に、ちゃんと自分らしさがあります。

上手にできるかどうかよりも、“手を動かす時間を楽しむこと”のほうがずっと大切。

不器用でもいい。

途中で失敗してもいい。

夜の静かな時間に、テレビを見ながら少しずつ針を動かす——そんな時間が、きっとあなたをやさしく包んでくれます。

そしていつか、子どもと並んで笑いながら「かわいいね」と言える日を楽しみにしています。

ABOUT ME
みきほ
手芸に憧れているママの“ゆるっと手芸”成長記録|コツコツ手を動かす癒しの時間が好き|ゼロから始めるハンドメイド日記を更新中