「なかなか自分の時間が取れない」
ワーママの悩みの中でも、1位・2位を争う悩みではないでしょうか?
今でさえ自分の時間は我慢してギリギリの状態で生活しているのに・・・
上記でお悩みの方必見です。
誰もが悩む時間の悩みですが、
実際に子育てと本業を両立しながら、副業でも収入を得ているワーママは確かにいらっしゃいます。
その方たちは、初期こそ大変な思いをしましたが、そこを乗り越えて自分の理想の働き方を実現されています。
今回は、その方たちが実際に行ってきた、時間管理のコツをご紹介します。
なぜ時間管理が必要なのか?

そもそもなぜ時間管理が必要なのか、改めて考えてみましょう。
人に与えられた時間は平等です。1日24時間。
趣味を楽しんだり新しいことに挑戦したりしてるけど、どうやって時間を捻出しているの?
と感じることはありませんか?
「時間=リソース(限りある資源)」
を意識して生活しているかどうかがキーポイントです。
資源には限りがあります。うまく配分しないと、あっちもこっちも成り立っていきません。
水で考えてみましょう。
例えば、1日のうちに使える水を、タンク一つ分だと仮定します。
お風呂、トイレ、飲み水、洗濯、食器洗い・・・など用途はたくさんあります。
「飲み水を優先しよう」とか「洗濯は毎日じゃなくていいかな」など、
どれにどのくらいの水を使うのか、事前に配分して使用していくはずです。
時間も同様です。
流されるまま時間を使っていくと、すぐに1日が終わってしまいます。
意識して時間配分しなければ、本当にあっという間です。
(大事なことなので2回言います!)
時間配分が出来なかった結果、犠牲になるのは「自分の時間」ではないでしょうか?
どうしても「子ども」や「仕事」が優先度が高いので、
自分のことは後回しになりますよね。
日々の生活に追われ、あっという間に1年が過ぎてしまっていた。
今年は自分のしたいことが一つも達成できなかった。
この1年間は上記のようなことにならないように、一緒に時間管理を身に付けていきましょう!
時間管理をすることで得られるメリット

生産性がアップする
時間管理は、仕事の全体像を把握し、何をすべきかを明確にします。
無駄な作業に時間を費やす事がなくなり、効率よく仕事を進められ、結果的に生産性に繋がります。
仕事に追われるのではなく、仕事をコントロールしていきましょう。
周囲から信頼される
時間管理ができていない人は、「時間にルーズな人」という印象を与えます。
「時間にルーズな人」は一緒に仕事をする人にこのような不安を与えます。
「約束を守ってくれるだろうか?」「期限通り納品してくれるだろうか?」
一方、時間管理ができている人は、いつも人との約束を守ることが出来ます。
「期限に間に合わなかった」などのトラブルも起こりません。
時間管理をきちんとしていると、周囲から信頼され、評価が高くなります。
焦ったり慌てたりせず心穏やかに過ごせる
時間の余裕がないと、常に時間に追い立てられて慌てて失敗したりしがちです。
そうすると、自分の心に余裕が生まれません。
全体像を把握し、時間配分が出来ていれば、次はいつまでに何をすべきかがわかっているので、慌てることもありません。
子供に「急いで、早く」と連呼してしまうことはないでしょうか?
特に朝は、時間があっという間に過ぎていきますよね。
早めに準備を進めていたはずなのに、結果的にいつもギリギリに家を出る・・・。
理想は穏やかに過ごしたいのですが、子育て中はなかなか思い通りに進まないことばかりだと思います。
子供の行動全てをコントロールすることはできないので、
自分がコントロールできる部分は、時間管理術を使ってコントロールしていきたいですね。
人生が充実する
時間管理がうまくいくと、自分の好きなことに取り組む時間がつくれるようになります。
そうすると、日々を頑張る活力につながっていきます。
「あれも出来ない、これも出来ないでは」ストレスが溜まる一方ですよね。
時間管理を通して人生を充実したものにしていきましょう。
時間術コツ3選

具体的な時間管理術のコツを見ていきましょう。
時間を可視化しよう
タイムブロッキング
まずは1日のスケジュールを確認しましょう。
起床から就寝までの間で、どんなことに時間を使っているかを洗い出します。
次に書き出しだ時間を、次の3つの時間に分類してみてください。
・一人で集中して取り組める時間(=ホワイト)
・ながらで取り組める時間(=グレー)
・取り組めない時間(=ブラック)
それぞれの時間でできることを書き出します。
例えば、
・一人で集中して取り組める時間(=ホワイト)→集中して副業に取り組む
・ながらで取り組める時間(=グレー)→お皿を洗いながら耳で学習する
・取り組めない時間(=ブラック)→潔くあきらめる
時間を可視化することで、案外と「この時間に何かできそうだ」ということを発見できたりします。
TODOリストを書き出す
やるべきこと・したいことをすべて書き出します。
大きなこと、小さなこと、思いつくものはなんでも書き出してください。
頭の中でぐるぐる考えていても、全体像を把握できないので達成することは困難です。
可視化することですっきり整理されて、自分のすべきことがクリアになります。
優先順位
物事の優先度は、以下の4種類に分けられます。
①緊急かつ重要なもの(トラブル対応や期限の近い重要案件など)
②緊急ではないが重要なもの(目標達成につながるもの、スキルアップ)
③緊急だが重要ではないもの(突発的な仕事、メール対応など)
④緊急ではなく重要でもないもの(締め切りに余裕のある事務処理など)
どうしても人は緊急性のあることを優先してしまいがちですが、
重要視すべきは「②緊急ではないが重要なもの」です。
緊急ではないものは、ついつい後回しにしてしまいます。
ずっと後回しにし続けると、いつまでたっても理想の生活を実現できません。
スキマ時間を利用しよう
5分でできること、10分でできることを書き出しましょう。
「ちりも積もれば山となる」という諺があるように、
少しの時間でも積み重ねていけば、大きな成果につながります。
「5分では何もできない」→「5分もあればあれができる」に変えていきましょう。
5分の具体例
【学習】
本を5分読む
専門用語や新しい知識1つ調べる
音声学習を1トピック聞く
【仕事】
今日のタスクをTODOリストに書き出す
簡単なメールやチャットの返信をする
PCのデスクトップやフォルダから不要なファイルを削除する
10分の具体例
【学習】
学んでいる分野の記事を検索して読む
最近学んだことをXで発信する
ブログのアイデアをメモする
【仕事】
1か月の行動計画を立てる
クラウドソーシングで案件チェック
簡単な作業タスクをこなす
タスクを細分化しよう
タスクは細分化して取り組むのが効果的です。
具体的に何をすべきなのか書き出しておくと、何をすべきか迷わずに済みます。
例えば、「ブログを書く」というタスクを細分化するとこのようになります。
・テーマを決める
・タイトルを考える
・書きたいことを箇条書きで書き出す
・ターゲットの悩みをリサーチする
・使用する画像を選ぶ、作成する
・大まかな構成を考える
・下書きを書く
・装飾をつける
・文章を整える
活用できるものは積極的に活用しよう

時間管理術を学んだとはいえ、1日24時間の限界があります。
そんな時は、思い切っていろんなものに頼ってみるのも一つの手ではないでしょうか。
・時短家電(ロボット掃除機、乾燥機付き洗濯機、オートクッカー)
・家事代行サービス(食事の作り置き、掃除、買い物)
・宅配ミール(レンジでチンするだけ、フライパンひとつで炒めるだけ)
・家族の協力(子供に家事のお手伝いをしてもらう、夫に家事を一つお願いする)
上記はほんの一例なので、ご自身の状況に応じて検討してみてください。
最後に
時間管理術についていかがでしたでしょうか?
「分かってはいるけど、日々の生活を乗り越えるのに精いっぱい」
という気持ちすごくわかります。
私も少し前までそうでした。
でも、自分の目指す目標が決まり、そこへ向かって走っていくには、
やっぱり一つ一つの地道な積み重ねが必要不可欠です。
今の状況を変えたいという思いがあるなら、毎日の少しの時間から変えていく。
その積み上げが将来の自分に繋がっています。
この記事がお役に立てたら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。